南アフリカランドの定期預金・外貨預金・FXで金利と手数料を比較

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著者:為替カバ 更新日:2020年11月2日

南アフリカランドの定期預金・外貨預金・FXを比較

FX以外に南アフリカランドに投資する方法として、外貨預金があります。
外貨預金は、FXより有利な投資法といえるのでしょうか。

まずは、南アフリカランドを取り扱っている銀行と金利を調べてみました。


南アフリカランドで外貨預金する場合の銀行金利を比較

 銀行名
(あいうえお順)
 為替手数料
(往復)
 普通預金金利  6ヶ月定期金利  1年定期金利
 SBI証券  - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 SMBC日興証券  - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 あおぞら銀行  - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 イオン銀行  - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 カブドットコム証券  - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 シティバンク 80銭  0.05%  3.93%  4.38%
 じぶん銀行 40銭  2.25%  5.0%  5.5%
 ジャパンネット銀行 38銭  3.0%  - -
 新生銀行 50銭  1.5%  1.5%  1.5%
 住信SBIネット銀行 30銭  1.6%  5.5%  5.8%
 スルガ銀行  - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 セブン銀行  - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 ソニー銀行 40銭  3.0% 5.217%  -
 大和証券 80銭 1.5% 4.0% 5.0%
 大和ネクスト銀行 80銭  1.5% 4.0%  4.1%
 東京スター銀行 50銭  2.1~2.5% 2.4%  2.5%
 野村証券 - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 松井証券 - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 マネックス証券 - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 みずほ銀行 - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 みずほ証券 - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 三井住友銀行 - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 三井住友信託銀行 - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 三菱UFJ銀行 - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 ゆうちょ銀行 - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 楽天銀行 60銭  3.0%  6.5%  5.0%
 楽天FX - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 りそな銀行 - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし

    ※2019年7月調査 金利は税引き前です

南アフリカランドの外貨預金を取扱っている銀行の中では、住信SBIネット銀行が一番金利が高いという結果になりました。

では、外貨預金代表として「住信SBIネット銀行」と、FX代表としてスワップ金利が高い「みんなのFX」で、得られる利益を比較してみることにします。

南アフリカランド(10万通貨)を1年間保有したら

住信SBIネット銀行とみんなのFXそれぞれで、南アフリカランド(10万通貨)を1年間保有した場合を比較してみます。

比較条件
為替レート : 1ランド=5.70円
みんなのFXの年間スワップポイント :42723円
みんなのFXのスプレッド(往復為替手数料):0.9銭
として、計算してみます。
※年間スワップは、直近1年間(2019年5月1日~2020年4月30日)保有時につくスワップです

1年間南アフリカランドに投資した場合に得られる利益を比較
FX
みんなのFX
外貨預金
住信SBIネット銀行
南アフリカランド購入費用 57万円 57万円
金利収入
(スワップポイント)
+42723円 +33060円
往復為替手数料
(スプレッド)
-900円 -30000円
金利に対する税金 0円 -7093円
合計利益 +41823円 -4033円
実際の年利 7.51% -0.71%

金利収入はFXのほうが若干有利ですが、圧倒的に異なるのが往復為替手数料・税金です。

この手数料は外貨預金代表の住信SBIネット銀行と、FX代表のみんなのFXでは、30倍以上の差があります。

FXでは、年間利益が20万円以下の場合は税金がかかりません。
※ただし、年間2000万円以上の給与所得者は、利益20万円以下でも確定申告で税金を払う必要があります

つまり外貨預金代表の住信SBIネット銀行で1年間預けても、南アフリカランド円の為替レートが変わらなければ、金利が為替手数料と税金でほとんど打ち消されてしまうということです。

ちなみに、住信SBIネット銀行の往復手数料30銭というのは、他の銀行と比べても、決して高いわけではありません。むしろ最安レベルです。

これだけでも、南アフリカランドへの投資において、外貨預金に比べ、FXがいかに有利か分かるのですが、税金面や安全面なども大きく違いますので調べてみました。


外貨預金とFXの違いを徹底比較

   FX  外貨預金
 為替手数料  安い  高い
 金利  南アフリカと日本との金利差に連動  固定金利
 保有期間  ペナルティーなしにいつでも解約可能で、
 毎日スワップ金利がつく
 定期預金の場合、中途解約すると
 金利を受けとれないなどの
 ペナルティーあり
 金融機関の倒産
 (安全面)
 信託保全により全額が保護されるため
 預けたお金が戻ってくる
 預けたお金は戻ってこない
 ペイオフの対象にもならない
 購入金額
 レバレッジ制度により、外貨の購入に
 全額用意する必要がない
 外貨の購入に全額必要
 税金(金利)  1年の利益が20万円以下だと非課税
 1年の利益が20万円以上で申告分離課税
(利益=スワップ金利+為替損益)
(税率:20.315%で固定)
 たとえ為替差損の状態でも
 申告分離課税で自動的に税引き
(税率:20.315%で固定)
 税金(為替差)  1年の利益が20万円以下だと非課税
 1年の利益が20万円以上で申告分離課税
(利益=スワップ金利+為替損益)
(税率:20.315%で固定)
 1年の為替差益が20万円以上で
 総合課税
(税率:約15~50%。給与所得を
含めた合計所得により異なる)

赤色:有利なところ 青色:不利なところ
※レバレッジとは:FX会社に証拠金を預けることで、証拠金の最大25倍までの外貨を購入できます。詳しくはこちらです→レバレッジとは

外貨預金にはない、FXの優れたメリットとして以下のようなものがあることが分かります。

1.FXは外貨預金に比べ、手数料が安い
先ほどの計算でも分かるように、圧倒的に違います。

2.FXは毎日スワップ収入を受け取れる
通常、普通預金よりも定期預金のほうが金利収入が多くなりますが、普通預金や定期預金では、半年後あるいは、1年後など、あらかじめ決めた時期にしか金利がつきません。

さらに、南アフリカランドの為替レートが預けた当初よりもだいぶ高くなったからといって、途中で解約してしまうと、銀行によっては金利を受け取れないなどのペナルティーがつく場合があります。

その点、FXでは毎日スワップポイントがつき、口座に反映され、ペナルティー無しでいつでも止めることができますので、好きなときに売ることが出来ます。

3.FX会社が倒産しても資産は全額保護されるが外貨預金は保護されない
外貨預金は円預金とは異なり、銀行が破錠した際に1000万円まで保証するというペイオフの対象外です。

つまり、外貨預金では、銀行の破錠で預けたお金が戻らなくなることもありえます。

その点、FX会社は全額信託保全という制度を法律により義務化しているため、仮にFX会社が倒産したとしても、預けたお金が全額保護される仕組みです。
詳細を知りたい方はこちら→FX会社が倒産したら

4.FXでは南アフリカランドの購入時、全額用意する必要はない
外貨預金では南アフリカランドを購入しようと思ったら、購入する外貨と同じ額の日本円を用意しなければ買えません。

一方、FXでは証拠金というものを預けることで、少ないお金で南アフリカランドを購入できます。(詳しくはこちらです→FXのレバレッジって何?

このレバレッジ制度を利用すると、外貨預金とは比較にならないほどの高利率になります。

5.FXでは金利と為替損益は損益通算可能
FXでは、さらに、為替損益と金利収入は損益通算が可能になっています。

また、年収2000万円以下の給与所得者(サラリーマンやパート・アルバイトの方)であれば、金利と為替損益の合計利益が年間20万円以下であれば、課税対象になりません

仮に20万円以上の利益を出した場合でも、税率は一律20.315%の申告分離課税です。また、必要経費が認められますので、支払う税金はさらに下がります。
必要経費の考えなど詳しくはこちらです→FXでスワップポイントにかかる税金を減らすには

一方、外貨預金では
為替損益:雑所得(1年の為替差益20万円以上で確定申告が必要)
金利(利息):利子所得(申告分離課税で自動的に20.315%の税金が引かれます)
で、為替損益と金利(利息)は損益通算できません。

そのため、たとえ為替差損の状態であっても、得られた金利に対して、自動で20.315%の税金が引かれます。

さらに、為替差益は雑所得扱いになり、住民税10%と所得税5%~40%、合わせて15~50%の税金がかけられます。所得税は所得が大きいほど税率が高くなり、所得には給与所得なども含まれます。

つまり、給与所得が多いサラリーマンなどがFXで利益を出すと、最大で50%の税金を課せられます。


結論 南アフリカランドの投資ではFXが外貨預金より断然有利

このように、FXの外貨預金と比較したメリットは多くありましたが、
外貨預金のメリットというのは正直ありませんでした。

外貨預金を取り扱う銀行と、FXを取り扱うFX会社では、店舗を持っている銀行のほうが、なんとなく安心できるような気がするかもしれませんが、実際はそうではありません。

むしろ、外貨預金よりもFXのほうが、投資家の保護は手厚くなっています。

ただし、FX会社の中でも、スワップ金利(スワップポイント)に大きな違いがありますので、よく検討されることをオススメします。

詳細はこちらをご覧ください↓
南アフリカランド円のスワップポイントを比較


南アフリカランドの投資で高い金利収入を得られるFX会社

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