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著者:為替カバ 更新日:2025年8月22日
トレール注文可能なFX会社(業者)とメリット・デメリット
トレール注文(トレーリンクストップ注文)とは
相場の値動きに応じて、決済されるレートが自動的に変動する注文方法で、決済専用の注文方法です。トレーリングストップ注文とも呼ばれます。
    
    簡単に言うと、為替レートが自分の理想通りに動いた際、損切りポイントが為替レートに合わせて自動的に動く、便利な注文方法です。
    
    ちなみにトレールは「追いかける」という意味があります。
トレール注文(トレーリンクストップ注文)可能なFX会社 不可能なFX会社
| トレール注文可能(14社) | トレール注文不可能(8社) | 
| 
        ヒロセ通商(LION FX) サクソバンク証券 GMOクリック証券くりっく365 SBI証券FX SBI FXトレード セントラル短資FX (FXダイレクトプラス) 外貨ex マネースクエア(M2J) ゴールデンウェイ・ジャパン ひまわり証券(ひまわりFX) アイネット証券(ループイフダン) 外為オンライン マネーパートナーズFX OANDA証券株式会社  | 
        
	DMM FX LIGHT FX みんなのFX GMOクリック証券(FXネオ) マネーパートナーズFXnano FXブロードネット 楽天FX インヴァスト証券(トライオートFX)  | 
    
トレール注文可能なFX会社は、14社すべてでパソコン・スマホ・タブレットでトレール注文可能です。さらに、これら14社のスプレッドも比較しました。
| FX会社一覧 | ランド円 | 米ドル円 | ポンド円 | 豪ドル円 | NZドル円 | トルコリラ円 | 
|  ヒロセ通商 (LION FX)  | 
        ![]() 0.4銭※  | 
        ![]() 0.2銭※  | 
        ![]() 0.9銭※  | 
        ![]() 0.5銭※  | 
        ![]() 0.6銭※  | 
        ![]() 0.7銭※  | 
      
| SBI証券FX | 2.1銭 | ![]() 0.2銭  | 
        1.0銭 | 0.7銭 | 1.2銭 | 4.8銭 | 
| 外貨ex※ | 1.3銭 | ![]() 0.2銭  | 
        ![]() 0.9銭  | 
        0.6銭 | 1.2銭 | 原則固定 適用対象外  | 
      
|  GMOクリック証券 (くりっく365)  | 
        0.92銭※ | 1.0銭※ | 2.5銭※ | 2.5銭※ | 2.5銭※ | 5.3銭※ | 
| OANDA証券株式会社 | 1.3銭~ | 0.4銭 | 1.4銭 | 1.0銭 | ![]() 1.0銭  | 
        ![]() 2.2銭  | 
      
| サクソバンク証券 | 1.0銭 | 0.4銭 | 1.8銭 | 1.0銭 | 2.0銭 | ![]() 2.1銭※  | 
      
|  セントラル短資FX (FXダイレクトプラス)  | 
        1.2銭 | 0.3銭 | 1.2銭 | 0.8銭 | 2.0銭 | 2.5銭 | 
|  マネースクエア (M2J)  | 
        3.0銭 | 4.0銭 | 8.0銭 | 6.0銭 | 8.0銭 | 8.0銭 | 
|  ゴールデンウェイ ・ジャパン  | 
        5.0~ 10.0銭  | 
        0.8銭 | 2.4銭 | 2.0銭 | 3.0銭 | 15~50銭 | 
|  ひまわり証券 (ひまわりFX)  | 
        4.0銭 | 1.0銭 | 6.0銭 | 4.0銭 | 7.0銭 | 取扱いなし | 
| アイネット証券(ループイフダン) | 15.0銭 | 0.9銭 | 3.6銭 | 2.8銭 | 4.3銭 | 取扱いなし | 
| マネーパートナーズFX | 取引時間により異なる | 取扱いなし | ||||
| 外為オンライン | 15.0銭 | 1.0銭 | 3.0銭 | 3.0銭 | 6.0銭 | 取扱いなし | 
| SBI FXトレード※ | 0.8銭~ | 0.09銭~ | 0.7銭~ | 0.4銭~ | 0.9銭~ | 1.4銭~ | 
| FX会社一覧 | ランド円 | 米ドル円 | ポンド円 | 豪ドル円 | NZドル円 | トルコリラ円 | 
※ ヒロセ通商のランド円はAM9:00~翌AM3:00で原則固定0.4銭です
    ※ ヒロセ通商の米ドル円はAM9:00~翌AM3:00で原則固定0.2銭です 
    ※ ヒロセ通商のポンド円はAM9:00~翌AM3:00で原則固定0.9銭です
    ※ ヒロセ通商の豪ドル円はAM9:00~翌AM3:00で原則固定0.5銭です
    ※ ヒロセ通商のNZドル円はAM9:00~翌AM3:00で原則固定0.6銭です
    ※ ヒロセ通商のトルコリラ円はPM6:00~PM10:00で原則固定0.7銭です
    ※ SBI FXトレードのスプレッドは取引通貨量により異なります
    ※ GMOクリック証券(くりっく365)・サクソバンク証券は固定のスプレッドではなく、スプレッドの平均値です
    ※3 外貨exのスプレッドは原則固定です
    
    SBIFXトレードのスプレッドは、取引通貨量により異なるため、候補から除外します。
    スプレッドで選ぶ場合、多くの通貨ペアで最狭水準のヒロセ通商(LION FX)が有利です。
    なお、トレール注文することが可能なタイミングも各FX会社で違います。
| FX会社一覧 |  新規注文時に トレール注文  | 
         ポジション保有後の 決済トレール注文  | 
	
|  ヒロセ通商 (LION FX)  | 
        ○ | ○ | 
| 外貨ex | ○ | ○ | 
| 外為オンライン | ○ | ○ | 
| サクソバンク証券 | × | ○ | 
| SBI FXトレード | × | ○ | 
| SBI証券FX | × | ○ | 
|  GMOクリック証券 (くりっく365)  | 
        × | ○ | 
| マネースクエア(M2J) | × | ○ | 
|  セントラル短資FX (FXダイレクトプラス)  | 
        × | ○ | 
| マネーパートナーズFX | × | ○ | 
| ゴールデンウェイ・ジャパン | × | ○ | 
|  ひまわり証券 (ひまわりFX)  | 
        × | ○ | 
| アイネット証券(ループイフダン) | × | ○ | 
| OANDA証券株式会社 | × | ○ | 
トレール注文可能なFX会社はすべて、保有ポジションに対しての決済トレール注文は可能です。トレール注文は決済注文ですので、当然といえば当然ですね。
    
    一方、新規注文時にトレール注文可能なFX会社は少なく、ヒロセ通商、外貨ex、外為オンラインの3社だけでした。
    
    トレール注文の決済・新規での使用法の詳細はこちらです↓
    FXトレール注文での新規と決済での使用法(やり方)
トレール注文(トレーリンクストップ注文)のメリットとデメリット
メリット
    トレンド相場で有利に働きます
    感情に流されることなく、損切り設定を自動で切り上げることで、利益を拡大出来ます
    
    デメリット
    レンジ相場の場合は通常の逆指値注文※と同じ機能です
    ※逆指値注文:保有ポジションに対して、投資家に不利なレートで指値を入れる注文法
    
    では、トレール注文の実際の使い方と逆指値注文との違いを見てみましょう。
トレール注文(トレーリンクストップ注文)の使い方(逆指値注文と比較)
2種類の為替相場で、トレール注文の使い方と逆指値注文との違いを比較します。
①買い注文後に、一直線で下がる相場
    トレール注文の場合
    米ドル円の相場が110.0円のときポジションを保有します。
    また、そのときのトレール幅を0.5円に設定したとします。
    
    つまり初期段階では、
    110.0 - 0.5=109.5円
    が決済(損切り)レートです。
    
    その後、レートが110.0円→109.5円まで一直線に下がったため、逆指値(損切り)レートは109.5円のまま、ここで決済されます。
    
    上図のような相場では、トレール注文では、
    109.0(決済レート)-110.0(保有時のレート)=-1.0
    となり、-0.5円の為替差損(1万通貨の取引で-5000円)が発生します。
    
    逆指値注文の場合
    トレール注文と同じく、米ドル円の相場が110.0円のときポジションを保有します。
    また、そのときの逆指値(損切り)レートを109.5円に設定したとします。
    
    その後、レートが110.0円→109.5円まで一直線に下がったため、109.5円で決済されます。
    
    上図のような相場では、逆指値注文では、トレール注文と同じく
    109.5(決済レート)-110.0(保有時のレート)=-0.5
    となり、-0.5円の為替差損(1万通貨の取引で-5000円)が発生します。
    トレール注文の場合
    米ドル円の相場が109.0円のときポジションを保有します。
    また、そのときのトレール幅を0.5円に設定したとします。
    
    つまり初期段階では、
    109.0 - 0.5=109.5円
    が決済(損切り)レートです。
    
    その後、米ドル円のレートが113.4円まで上昇したため、
    決済(損切り)レートも0.5円分下を追いかけますので、自動的に
    113.4 - 0.5=112.9円
    まで上昇します。
    
    その後、レートが113.4円→112.9円まで下がったため、ここで決済されます。
    
    上図のような相場では、トレール注文では、
    112.9(決済レート)- 109.0(保有時のレート)=+3.9
    となり、+3.9円の為替差益(1万通貨の取引で+39000円)が発生します。
    
    逆指値注文の場合
    トレール注文と同じく、米ドル円の相場が109.0円のときポジションを保有します。
    また、そのときの逆指値(損切り)レートを108.5円に設定したとします。
    
    トレール注文のときと同様、米ドル円のレートが113.4円まで上昇しますが、
    逆指値(損切り)レートは108.5円のままです。
    
    その後、レートが108.5円まで下がったため、ここで決済されます。
    
    上図のような相場では、逆指値注文では、
    108.5(決済レート)- 109.0(保有時のレート)=-0.5
    となり、‐0.5円の為替差損(1万通貨の取引で-5000円)が発生します。
    
    結論
    買い注文後、上昇することなく下がる相場
    →トレール注文・逆指値注文とも同額の為替差損が発生
    
    買い注文後に上昇トレンドを形成したあと、下がるような相場
    →トレール注文が逆指値注文よりも有利
    
    どちらの相場でも、逆指値注文と比較してトレール注文が不利になることはありませんので、マスターしておいて損はない注文方法です。
トレール注文可能でおすすめのFX会社
・トレール注文、時間指定注文を含むほとんどの注文方法を利用可能
    ・新規注文時、ポジション保有後の両方でトレール注文可能
    ・スプレッドの狭さも最高水準です
    ・キャッシュバック基準が低い(ポンド円片道15万通貨で5000円等)
    ・合計54通貨ペアの取引が可能です
    ・1000通貨単位の取引が可能で、小数点以下のスワップも切捨てなし
    ・口座開設・維持料金とも0円で口座開設にお金がかかりません
現在、最大100万円キャッシュバックキャンペーン中です
詳細はヒロセ通商 LION FXの公式サイトでチェックしてください。
・トレール注文が可能なFX会社です
    ・1通貨単位からの取引が可能です
    ・ポジション未決済でもスワップポイントを毎日出金可能です
    ・小数点以下のスワップポイントも切捨てなしで口座に反映
    ・口座開設・維持料金とも0円で口座開設にお金がかかりません
    
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