オーストラリアドル(豪ドル)の定期預金・外貨預金・FXで金利と手数料を比較

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豪ドルの定期預金・外貨預金・FXで金利と手数料を比較

FX以外にオーストラリアドル(豪ドル)に投資する方法として、外貨預金があります。
外貨預金は、FXより有利な投資法といえるのでしょうか。

豪ドル投資には、FXと外貨預金(定期預金)どちらがいいのか、以下の流れで調べました。

  1. オーストラリアドル(豪ドル)の外貨普通預金・定期預金の銀行金利を比較
  2. オーストラリアドル(豪ドル)の往復為替手数料を外貨預金・FXで比較
  3. オーストラリアドル(豪ドル)投資での外貨預金とFXの違いを総合で比較
  4. オーストラリアドル(豪ドル)に1年間投資した場合を外貨預金・FXで比較
  5. 結論

※FXでは、「豪ドル」を入金してトレードできるFX会社もあります。
詳しくはこちらです→外貨入金可能なFX会社


1.オーストラリアドル(豪ドル)の外貨普通預金・定期預金の銀行金利を比較

豪ドルの外貨預金 金利比較一覧表
 銀行名
(あいうえお順)
 為替手数料
(往復)
 普通預金金利  6ヶ月定期金利  1年定期金利
 SBI証券  - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 SMBC信託銀行
(旧シティバンク)
2.00円  0.05%  0.15%  0.10%
 SMBC日興証券  - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 あおぞら銀行  4.00円  0.50%  0.50%  0.75%
 イオン銀行  - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 カブドットコム証券  - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 じぶん銀行 1.00円  0.55%  0.65%  0.70%
 ジャパンネット銀行 0.60円  0.20%  0.22%  0.23%
 新生銀行 0.80円  0.20%  0.70%  0.70%
 住信SBIネット銀行 0.50円 0.60%  0.60%  0.70%
 スルガ銀行 4.00円  0.10%  0.25%  0.35%
 セブン銀行  - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 ソニー銀行 0.90円  0.30% 0.45%  0.50%
 大和証券 2.00円  0.40% 1.00%  1.00%
 大和ネクスト銀行 2.00円  0.40% 1.00%  1.00%
 東京スター銀行 2.00円  0.30% 0.65%  0.65%
 野村証券 - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 松井証券 - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 マネックス証券 - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 みずほ銀行 5.00円  0.30%  0.50%  0.60%
 みずほ証券 - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 三井住友銀行 5.00円  0.30%  0.30%  0.30%
 三井住友信託銀行 1.64円  0.40%  0.55%  0.60%
 三菱東京UFJ銀行 4.00円  0.30%  0.60%  0.60%
 ゆうちょ銀行 - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 楽天銀行 0.90円  0.50% 1.00%  1.00%
 楽天証券 - 取扱いなし 取扱いなし 取扱いなし
 りそな銀行 5.00円  0.40% 0.40%  0.40%

    ※2019年10月調査 金利は税引き前です

豪ドルの外貨預金を取扱っている銀行の中では、住信SBIネット銀行が一番手数料が安く、金利も高いという結果になりました。

なお、FXの金利(スワップポイント)は、豪ドルの政策金利を参考に決められます。
※豪ドルの政策金利は現在0.75%です。(2019年10月調査時)

豪ドルのFXスワップ比較について詳しくはこちらです
豪ドルのスワップポイント・スプレッドを比較


2.オーストラリアドル(豪ドル)の往復為替手数料を外貨預金・FXで比較

次に、豪ドルの往復手数料を外貨預金とFXで比較してみます。
ちなみに、FXでは往復手数料を「スプレッド」と呼びます。

豪ドルの往復手数料(スプレッド)比較表
FX 外貨預金
1位 0.7銭
DMM FX
ヒロセ通商(LION FX)
外為ジャパン
GMOクリック証券(FXネオ)
みんなのFX(トレイダース証券)
50銭(=0.5円)
住信SBIネット銀行
2位 - 60銭(=0.6円)
ジャパンネットネット銀行
3位 - 80銭(=0.8円)
新生銀行

上の表ではFX・外貨預金での往復手数料が安い(スプレッドが狭い)上位3社を掲載しました。

外貨預金では1位の住信SBIネット銀行でも50銭が最安レベルです。
FXだと上位5社が最安レベルの0.7銭で、手数料は外貨預金の「約1/70」ですみます。

豪ドルのFXスプレッド比較について詳しくはこちらです
豪ドルのスワップポイント・スプレッドを比較


3.オーストラリアドル(豪ドル)投資での外貨預金とFXの違いを総合で比較

豪ドル外貨預金とFXの違い 総合比較表
比較項目 豪ドルFX 豪ドル外貨預金
往復為替手数料
(スプレッド)

最安で0.7銭
×
最安で50銭
金利
(スワップポイント)
-
最高1年で1.98%
詳しくはこちら
-
最高1年で1.00%
金利付与日
毎日口座に反映
×
半年後・1年後など
投資効率
レバレッジ制度あり
×
購入外貨を全額日本円で用意
中途解約
いつでも決済可能
×
ペナルティーあり
投資の安全性
信託保全で全額保護対象
×
銀行倒産時、保護されない
税金
(金利)

申告分離課税:税率20.315%
金利と為替差で損益通算
×
申告分離課税:税率20.315%
自動的に税金が引かれる
税金
(為替差)
×
総合課税:税率15~50%
金利と為替差で損益通算不可

豪ドルの往復為替手数料(スプレッド)
FXのほうが、外貨預金よりも圧倒的に有利です。

豪ドルの金利(スワップポイント)
FXと外貨預金で、それほど大きな差はありません。

豪ドルの金利付与日
FXは、スワップポイントが毎日口座に反映されるのに対して、外貨預金では半年後・1年後などの決まった日にしかつきません。

豪ドルの投資効率
豪ドルの金利はFXと外貨預金で差がありませんが、FXにはレバレッジ制度があるため、手持ちの資金も何倍もの豪ドルを保有できます。

一方、外貨預金にレバレッジ制度はありません。

FXはレバレッジ制度により、外貨預金とは比較にならないほどの高利率を得ることが可能です。
※レバレッジ制度について、詳しくはこちらです→レバレッジとは

豪ドル投資の中途解約
FXがペナルティーなしでいつでも決済可能なのに対して、外貨定期預金の場合は、中途解約すると金利を受け取れないなどのペナルティーがつく場合があります。

豪ドル投資の安全性
外貨預金は円預金とは異なり、銀行が破錠した際に1000万円まで保証する「ペイオフ制度」の対象外です。

つまり外貨預金では、銀行が破錠すると、預けた豪ドルが戻らない可能性があります。

一方、FX会社は「全額信託保全」を法律により義務化しているため、仮にFX会社が倒産したとしても、預けたお金が全額保護される仕組みです。詳しくはこちらです→FX会社が倒産したら

豪ドル投資の税金
FXでは、為替損益と金利収入を損益通算できますが、外貨預金は別々に課税されるうえ、金利収入に対する課税は自動で差し引かれてしまいます。

さらに、外貨預金の為替差益は雑所得扱いになり、住民税10%と所得税5%~40%、合わせて15~50%の税金がかけられます。所得には給与所得なども含まれ、所得が大きいほど税率が高くなります。


4.オーストラリアドル(豪ドル)に1年間投資した場合を外貨預金・FXで比較

豪ドル投資における、FXと外貨預金を総合的に比較することで、FXが

のすべての面で有利であることがわかりました。

次に、FXと外貨預金のそれぞれで、1年間豪ドル投資をすると、実際どのくらい有利になるのか調べました。

豪ドル投資条件
FXで利用するFX会社:ヒロセ通商(LION FX)
外貨預金で利用する銀行:住信SBIネット銀行(1年定期預金)
購入通貨量:1万通貨
為替レート:1豪ドル=71.2円
購入時と決済時で為替レートは変わらないものとします
ヒロセ通商(LION FX)の年間スワップポイント:11393円
住信SBIネット銀行の豪ドル金利(1年定期):0.70%
※ヒロセ通商の年間スワップポイントは、直近1年間(2019年2月1日~2020年1月31日)保有時についたスワップです

1年間豪ドル投資した場合に得られる利益を比較
FX
ヒロセ通商(LION FX)
外貨預金
住信SBIネット銀行
豪ドル購入費用 71万2000円 71万2000円
金利収入
(スワップポイント)
+11393円 +4984円
金利収入に対する税金 0円 -1012円
往復為替手数料
(スプレッド)
-70円 -5000円
合計利益 +11323円 -1028円
実際の年利 1.59% -0.002%

FXと外貨預金で圧倒的に異なるのが往復為替手数料(スプレッド)・金利に対する税金です。

FXでは、年間利益が20万円以下の場合は税金がかかりません。
※ただし、年間2000万円以上の給与所得者は、利益20万円以下でも確定申告で税金を払う必要があります

一方外貨預金では、得られた金利収入に、自動的に20.315%の税金を引いて手元に残ります。

そのため、住信SBIネット銀行で豪ドルの外貨預金をした場合、1年の金利収入が為替手数料と税金で食いつぶされる結果になりました。

ちなみに、住信SBIネット銀行の往復為替手数料50銭は、外貨預金では最安レベルの安さです。
それでも手数料を差し引いて得られる利益は、ほとんどありません。

このことから、FXが外貨預金と比べ、いかに有利かわかります。


結論 豪ドルの投資ではFXが外貨預金より断然有利

このように、FXはあらゆる面で外貨預金よりも有利であることがわかりました、

ただし、FX会社の中でも、豪ドルで得られる金利(スワップポイント)に大きな違いがありますので、よく検討されることをオススメします。

詳細はこちらをご覧ください↓
豪ドル円のスワップポイントを比較


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