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南アフリカランド円でスワップトレード(全額一括投資)
ここで検証するのは、ランド円を全額一括購入する長期投資法です。
    これは、最初に投資金額の全てをランド円の購入に当て、その後は長期間保有しておきます。
    
    いわゆる、スワップ金利を収入のメインとしたスワップトレードです。
    
    それでは、この投資法を採用した場合の収支を
    1.100年に1度と言われるリーマンショック前に購入して、10年間保有(塩漬け)した場合
    2.リーマンショックの翌年に購入し、10年間保有した場合
    の2つのケースで考えてみます。
検証1)リーマンショック前にランド円を一括購入し、2018年1月に売却
まずは100年に1度の金融危機といわれる、リーマンショック前(つまり南アフリカランドが暴落する前)の2008年1月に一括でランド円を購入し、9年間塩漬けした場合を検証してみました。
| 購入時レート | 売却時レート |  為替損益 (10万通貨)  | 
           スワップポイント  (10万通貨)  | 
           トータル (10万通貨)  | 
        
| 16.31円 | 9.07円 | -72万4000円 | +69万3797円 | -3万203円 | 
2008年1月はじめに購入した場合の取得レートは16.31です。
    
    2018年1月はじめまで10年間保有し続けたら、受け取るスワップポイントは
    +69万3797円(10万通貨の場合)
    となります。
    
    2018年1月はじめの為替レートは1ランド=9.07円なので
    9.07円-16.31円=-7.24円となり、為替差損は
    -72万4000円(10万通貨の場合)となります。
    
    スワップと為替差を足すと
    +63万6988円-76万7000円=-13万12円
    つまり検証1では、3万203円の損失です。
    
    レバレッジ別の年利は、下表のようになります。
| レバレッジ |  必要証拠金 (10万通貨)  | 
          10年間の損益 | 平均年利 | 
| 1倍 | 163万1000円 | -3万203円 | -0.19% | 
| 2倍 | 81万6000円 | - |  実行不可能 ※2008年10月に7.62円を記録したため 追加の証拠金が必要  | 
        
検証2)リーマンショック後にランド円を一括購入し、2019年1月に売却
次にリーマンショック後(つまり南アフリカランドが暴落した後)の2009年1月に一括でランド円を購入し、10年間保有した場合を検証してみました。
| 購入時レート | 売却時レート |  為替損益 (10万通貨)  | 
           スワップポイント  (10万通貨)  | 
           トータル (10万通貨)  | 
        
| 9.55円 | 7.59円 | -19万6000円 | +61万5449円 | +40万9449円 | 
2019年1月はじめまで約9年間保有し続けたとすると、受け取るスワップポイントは
    +61万5449円(10万通貨の場合)となります。
    
    2019年1月はじめの為替レートは1ランド=7.59円なので
    7.59円-9.55円=-1.96円となり、為替差損は
    -19万6000円(10万通貨の場合)となります。
    
    スワップと為替差を足すと
    +61万5449円-19万6000円=+40万9449円
    つまり検証2では、40万9449円の利益です。
    
    購入のタイミングが良かったために、プラス運用です。
    
    レバレッジ別の年利は、下表のようになります。
| レバレッジ |  必要証拠金 (10万通貨)  | 
          10年間の損益 | 平均年利 | 
| 1倍 | 955000円 | +40万9449円 | +4.3% | 
| 2倍 | 477500円 | +40万9449円 | +8.6% | 
| 3倍 | 318458円 | +40万9449円 | +12.9% | 
| 4倍 | 238750円 | +40万9449円 | +17.1% | 
| 5倍 | 191000円 | +40万9449円 | +21.5% | 
| 6倍 | 159166円 | +40万9449円 | +25.7% | 
| 7倍 | 136428円 | +40万9449円 | +30.0% | 
| 8倍 | 119375円 | +40万9449円 | +34.3% | 
| 9倍 | 106111円 | - |  実行不可能 ※2009年1月に8.46円を記録したため 追加の証拠金が必要  | 
        
全額一括投資のメリットとデメリット
100年に1度の世界経済危機である、リーマンショック前に購入した「検証1」ではマイナスになりましたが、リーマンショック後に購入した「検証2」ではプラスになりました。全額一括投資法にはどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。
    
    
    デメリット
    ・購入、売却のタイミングが悪ければ、マイナスになることもある
    
    メリット
    ・購入は1回で済むので手間がかからない 
    ・為替レートが安い時に買い、高いときに売り抜けば、為替差益も受け取れる
| リスク | 小(最小1) |   | 
          大(最大5) | 
| 最大リターン | 小(最小1) |   | 
          大(最大5) | 
| 手間 | 小(最小1) |   | 
          大(最大5) | 
※最大リターン・・・この投資法で期待できる最大の利益
全額一括投資でトレードする場合の注意点
この投資法は、FX会社の提供するスワップポイントが主な利益です。
    また、スワップポイントはFX会社によって大きく違ってきます。
    
    そのため、FX会社によっては得られる利益が30%以上少なくなる場合がありますので、
    どのFX会社でトレードするかが、とても重要になってきます。
スワップトレードに適したFX会社


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