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著者:為替カバ 更新日:2020年4月6日
南アフリカランドの安全性まとめ
南アフリカランドの安全性について
- 過去のデフォルト国
- 南アフリカの格付け
- 南アフリカランドの取引通貨量
- 為替レートの推移
- 外貨準備高の推移
から調べたことをまとめます。
1.過去のデフォルト国と比較
ギリシャについては、デフォルトになっていませんが、デフォルトの危機がささやかれています。財政赤字の隠蔽が大きな要因となっていましたが、南アフリカにはそのようなことはありません。
アルゼンチンは2001年にデフォルトを起しましたが、アジア通貨危機と1ドル=1ペソの固定相場制の影響で輸出産業が大変厳しいものとなり、経済成長率が-11%まで落ち込みましたが、南アフリカは、経済成長率が-5%を超えるようなひどい落ち込みは起こっていません。
詳細はこちらです→南アフリカのGDP・経済成長率の推移
2.南アフリカの格付け
私たち個人投資家に、投資判断をする上での物差しを提供してくれる格付け会社は2020年、南アフリカに対して投資不適格級の判断を下しています。
詳細はこちらです→南アフリカの格付け
3.南アフリカランドの取引通貨量
デフォルトリスク以外にも投資する上で避けたいリスクとして、流動性リスクがありますが、日本の株式市場と比較しても、十分な取引量があると思われます。
詳細はこちらです→南アフリカランドの取引通貨量
4.南アフリカランドの為替レートの推移
過去の為替レートから、南アフリカランド円の為替レートは世界の景気に強い影響を受けることが分かりました。
詳細はこちらです→南アフリカランドの為替レートの推移
5.南アフリカ 外貨準備高の推移
南アフリカの外貨準備高は、輸入額の3か月分以上あることから、今のところ適正な水準にあることがわかりました。
詳細はこちらです→南アフリカ 外貨準備高の推移
結論
調べた限りでは、大手格付け会社が投資不適格級の判断をしているものの、投資適格級の一歩手前であること、投資する際に避けなければならないデフォルトリスク、流動性リスクとも問題は見られないことから、南アフリカランドへの投資を開始します。
南アランド円の投資法を検証
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