南アフリカランド・トルコリラ・メキシコペソ 投資するならどの高金利通貨?

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著者:為替カバ 更新日:2020年2月11日

南アフリカランド・トルコリラ・メキシコペソ 投資するなら?

高金利で有名な通貨といえば、南アフリカランド・メキシコペソ・トルコリラですね。
今回、どの高金利通貨に投資するのがベストか、投資スタイル別に比較しました。

目次

南アフリカランド・トルコリラ・メキシコペソの特徴

これら高金利通貨を知るには、通貨を発行している国を調べるのが基本です。

各国の特徴
南アフリカ共和国 トルコ メキシコ合衆国
人口 5794万人
(24位/190か国中)
8200万人
(19位/190か国中)
1億2474万人
(11位/190か国中)
国土 121万9090平方キロメートル
(24位/190か国中)
78万3562平方キロメートル
(36位/201か国中)
196万4375平方キロメートル
(13位/201か国中)
GDP 3681億米ドル
(34位/191か国中)
7713億米ドル
(19位/191か国中)
1兆2220億米ドル
(15位/191か国中)
経済成長率 0.79%
(171位/191か国中)
2.83%
(105位/191か国中)
2.00%
(135位/191か国中)
インフレ率 4.62%
(46位/191か国中)
16.33%
(13位/191か国中)
4.90%
(39位/191か国中)
1日あたり
為替流通量
72億米ドル
(18位/53通貨中)
71億米ドル
(19位/53通貨中)
114億米ドル
(15位/53通貨中)
国債格付け ムーディーズ:Baa2
S&P:BB+
ムーディーズ:B1
S&P:B+
ムーディーズ:A3
S&P:BBB+
おもな産業 鉱物(ダイヤモンド、金)
自動車の生産
自動車・農業(小麦、米、綿)
鉱物(石炭、クローム、大理石)
観光業(観光客数世界6位)
石油および自動車の生産

出典:JETRO

これらのデータも活用しつつ、長期投資・スイングトレード・短期売買(デイトレ・スキャルピング)に向く高金利通貨を調べました。


保有期間1年以上の長期投資でおすすめの高金利通貨は?

長期投資で私がチェックするのは、過去10年のチャート・格付け・流通量・直近1年のインフレ率の4点です。

過去10年のチャートを比較

過去のチャートは、今後どのような値動きになるかを予測するのに、重要な判断材料です。
あまり古いチャートを引っ張り出してきても、今後の値動きにそこまで参考になりません。
そこで、2011年1月の為替レートを100とし、2020年1月まで(過去10年)のチャートを比較しました。

トルコリラ円が1番下落していて、10年間で通貨の価値が66%下がりました。
その次が南アフリカランド円で41%の下落、一番下落しなかったのがメキシコペソ円でした。

過去10年の下落率
南アフリカランド円 トルコリラ円 メキシコペソ円
41% 66% 13%

格付けを比較

長期投資する際は、格付け会社がその通貨に対してどのような判断をしているのかもチェックします。
そこで、大手格付け会社ムーディーズとS&Pがつけた、各国の国債格付けを比較しました。

国債格付け比較表
南アフリカランド トルコリラ メキシコペソ
ムーディーズ:Baa2 投資適格級
S&P:BB+ 投資不適格級
ムーディーズ:B1投資不適格級
S&P:B+投資不適格級
ムーディーズ:A3 投資適格級
S&P:BBB+ 投資適格級

南アフリカランドは、格付け会社2社で投資適格級と投資不適格級に分かれました。
安全性はメキシコペソ→南アフリカランド→トルコリラの順に高いです。


為替流通量を比較

流通量が少なすぎると、将来、売りたくても売れない事態になります。
そこで、為替流通量もチェックしました。

1日あたり為替流通量比較表
南アフリカランド トルコリラ メキシコペソ
72億米ドル
(18位/53通貨中)
71億米ドル
(19位/53通貨中)
114億米ドル
(15位/53通貨中)

多い順にメキシコペソ→南アフリカランド→トルコリラです。
流通量が一番少ないトルコリラで、1日あたり平均71億米ドルの取引があります。

ちょっとピンときません。
そこで、株式投資の売買代金と比較して見ます。

例えば、東京証券取引所で一番取引量が多い銘柄はソフトバンクで、1日あたり1239億円でした。
一方、3通貨の中で1番取引量が少ないトルコリラは71億米ドル=約7700億円です。

つまり、トルコリラでさえソフトバンクの6倍以上の金額を取引しているため、これら3通貨の流通量は全く問題ないレベルです。

直近1年のインフレ率

為替レートの値動きは、短期的には日米貿易摩擦などのネガティブニュースに影響を受けますが、長期的にはインフレ率に強く影響を受けます。

インフレ率が高いと、
「物の価値が上がるスピードが速い=通貨の価値が下がるスピードが速い」
ことを意味します。

下図は2019年の各国のインフレ率です。


トルコが飛びぬけて高いのがわかります。
また、南アフリカとメキシコは同程度ですので、平均値も調べました。

2019年 平均インフレ率比較表
南アフリカ トルコ メキシコ
4.14% 15.46% 3.64%

インフレ率は
メキシコ→南アフリカ→トルコ
の順で低くなっています。

長期投資におすすめの高金利通貨 結論

過去10年のチャート:メキシコペソが一番下落率が低い
格付け:メキシコペソが大手格付け会社2社から投資適格級と判断されている
流通量:どの通貨も問題ないレベル
直近1年のインフレ率:メキシコのインフレ率が一番低い

これらから、1年以上の長期投資ではメキシコペソ円おすすめで、次が南アフリカランド円です。
トルコリラ円はおすすめできません。


数か月程度のスイングトレードでおすすめの高金利通貨は?

スイングトレードでは、売りポジションから入る場合と買いポジションから入る場合があります。
これに加えて、順張り・逆張りのスタンスがあります。

スイングトレードの種類

  1. 売りポジション+順張り
  2. 買いポジション+順張り
  3. 売りポジション+逆張り
  4. 買いポジション+逆張り

順張り:市場のトレンドと同じ方向に「買い」や「売り」の取引を行う投資手法
逆張り:市場のトレンドとは逆方向に「買い」や「売り」の取引を行う投資手法

個人的には、逆張りが好きなので、逆張りとの相性を見ていきます。

逆張りスイングトレードと各通貨ペアとの相性

逆張りに求められるのは、下落した為替相場が、再び上昇するか(上昇した為替相場が、下落するか)です。

どの通貨ペアも、10年チャートから下落しやすい事はわかります。
そこで、下落した相場がどのくらい上昇に転じるか確認しました。

一番直近の大きな暴落は2015年のチャイナショックです。

そこで、2015年1月の為替レートを100とし、暴落後にどのくらい上昇に転じるか調べました。

上図を見る限りは、南アフリカランド円が一番上昇しています。
逆に、トルコリラ円は、ほぼ下がりっぱなしです。

スイングトレードでおすすめの高金利通貨 結論

スイングトレードの逆張りでは、暴落からの上昇度合いが高い南アフリカランド円がおすすめ。


デイトレ・スキャルピングでおすすめの高金利通貨は?

デイトレード・スキャルピングでは、少ない値幅で利益を積み重ねていくため、手数料が安い通貨ペアでないと、利益を出すことが難しくなります。

そこで、デイトレでよく利用される米ドル円と、高金利通貨のランド円・トルコリラ円・メキシコペソ円の手数料率(為替レートの大きさに対する、スプレッドの割合)を比べました。

通貨ペア別手数料 比較表
米ドル円 南アフリカランド円 トルコリラ円 メキシコペソ円
為替レート 109.83円 7.34円 18.25円 5.88円
スプレッド
(往復為替手数料)
0.2銭 0.8銭 1.6銭 0.3銭
手数料率 0.018% 0.109% 0.088% 0.051%

※為替レート:2020年2月11日時点
※スプレッド:その通貨ペアで1番狭いスプレッド
※手数料率=円換算したスプレッド÷為替レート×100(%)

手数料率は、予想通り米ドル円が一番低く、高金利通貨の手数料率は、いずれも米ドル円の数倍高いです。

デイトレ・スキャルピングでおすすめの高金利通貨 結論

どの高金利通貨も、デイトレ・スキャルピングにはおすすめできません。


まとめ

長期投資におすすめの高金利通貨

メキシコペソ円・南アフリカランド円の順におすすめ

スイングトレードでおすすめの高金利通貨

南アフリカランド円がおすすめ

デイトレ・スキャルピングでおすすめの高金利通貨

なし(米ドル円でトレードするのが無難)


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