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南アフリカランドのチャートとボリンジャーバンド
上の表は2010年1月～2014年6月までの、南アフリカランド円の月足チャートです、橙色がボリンジャーバンドを表しています。
ボリンジャーバンドの下端を下回ったところで買い、上回ったとことで売るというやり方でトレードした場合、最初は下表の赤丸の部分で買い時が、青丸の部分で売り時が現れます。
1回目の売買では、確かに利益になります。やったー！です。
では、2回目の売買を見てみましょう。↓
あれ、次の売買では買ったレートよりも売ったレートのほうが相場が下がっています。
つまり、負けてしまいました。これで1勝1敗です。
しかも、2010年1月から2014年6月までの4年半の間に2回しか売買できていません。
これではちょっと使い物にならないなあという感じです。
では、週1回のチェックで面倒ですが、週足チャートで同じことをやってみましょう。
下の表は、2012年8月から2014年6月までの週足チャートとボリンジャーバンドです。
週足チャートで見てみると、1回目の売買では勝てています。幸先良いですね↓
2回目の売買では、買ったときのレートよりも売ったときのレートのほうが高くなっていて損失を出しています。つまり負けです。↓
3回目の売買では、微妙ですが負けています。↓
というわけで、週足の場合、1勝2敗でした。
週足にしても月足にしても、南アフリカランド円についてボリンジャーバンドで買い時、売り時を決めるのはあまり効率が良いとはいえなさそうです。
日足チャートもあるのですが、私は毎日為替相場のチェックや売買をしたくありませんので、検証から外させてもらいます。
南アフリカランド投資はスワップメインでゆったり投資するスタンスの方がほとんどで、
デイトレードのように毎日相場のチェックをして売買する人はいないとは思いますし。
結論
ボリンジャーバンドから、南アフリカランドの売買ポイントを簡単に予測することは出来ない。
